住職の日記

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はじめてのお葬式

2018.07.31

お葬式の施主になることに慣れている人は、ほとんどいらっしゃらないでしょう。

多くの人は、はじめて施主・喪主になるのではないでしょうか。

はじめてではなくとも、前のことは、バタバタしていてあまりよく覚えていない…、ということをよくお聞きします。

 

まずはお寺にご相談ください。

 

お身内を亡くされたとき、最初に連絡するところは、お寺です。

できれば、少しでも早くご連絡いただけると、準備も整いますし、ご家族の事情により、いくつかのパターンのご相談もできます。

 

最初にお寺にご連絡をする最大のメリットは、費用を抑えることができることです。

 

今は、病院で亡くなることが多くなっています。

病院で亡くなりますと、病院は、ご遺体を安置する所ではありませんので、早く引き取りに来てもらうよう、馴染みのある葬儀社を紹介してきます。

 

でもその場合は、病院に、「お付き合いしているお寺がありますので、お寺に相談します」とお伝えください。

病院が紹介する葬儀社さんとお寺が直接お話しさせていただくこともできますし、お寺とお付き合いのある葬儀社さんに病院に向かってもらうことも可能です。

 

最初にお寺にご連絡をいただくことで、お寺が主導することができ、通夜葬儀を含めた、その後の手配、つまり費用に関わることも、お寺が間に入ることができます。

 

お寺が主導するということは、費用の面だけではなく、儀式を丁寧にお勤めすることはもちろん、通夜葬儀を勤める意味ということも、十分にお伝えし、大切な方との別れの時間をゆっくりと過ごすことができます。

 

儀式作法には、それぞれ意味があります。その意味とは、遺された私たちにとっての意味ということです。

「死」という悲しい事実を目の前にして、不安と悲しみを受け止めるためには、私たちには意味と「ものがたり」が必要なのです。

 

それが、仏の教えです。

 

一人ひとりが意味と「ものがたり」を受け取る、それは、お寺にしかできないことなのだと、僕は強く信じています。

 

(光明寺通信「こうみょう」第9号より転載)

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