住職の日記

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2025年2月8日、お寺で終活セミナーを開催いたしました

2025.02.16

2月8日(土)、第24回目となる「終活セミナー」を開催いたしました。
参加者は、お寺には講師陣含め24名、Zoomでの参加が6名いらしゃいました。
第24回終活セミナー①
今回も、お寺での参加者には東本願寺真宗会館発行のライフエンディングノート『生きることを始めるための遺言ノート』をプレゼントいたしました。
第24回終活セミナー⑥
今回のテーマは、「孤立しない・させない地域づくり 〜社会的処方について考えてみよう〜」といたし、江東区社会福祉協議会や実際に地域で活動されている方々にもお越しいただき、地域の取り組みについてお話していただきながら、ご参加いただく皆さんと「社会的処方」ということについて共有いたしました。
初めて聞く言葉かもしれませんが、社会的処方とは「孤立という病を地域のつながりで治す方法」です。
『社会的処方』という本には、このように書かれています。
たとえばこころやからだの調子が悪くて病院に行くとしましょう。診察を終えた患者さんは「この薬飲んでね」と、かかりつけのお医者さんから処方せんを受け取りますね。このとき薬だけではなく、体操や音楽、ボランティアなど、地域のサークル活動を紹介されたらどうでしょう?
薬と同じように社会とのつながりを処方するから社会的処方。イギリスでは、釣りや編み物の集まりに参加した高齢者がうつ病から脱したなどの例もあるそうです。
医療機関に持ち込まれる問題の2〜3割は社会的な問題と言われています。それを解決していく「社会的処方」。
市民一人ひとりの活動が誰かの「お薬」になります。
第24回終活セミナー②
お寺での終活セミナーでは、地域コミュニティの中で「生きる」ということにこだわってきました。
今回は「孤立」ということに想いを寄せつつも、どちらかいうと、誰もが「お薬」になれるということを考えてほしいと思いました。
それには、社会福祉協議会さんにご協力いただくのが一番です。
第24回終活セミナー③
第24回終活セミナー④
孤立の病に対する社会的処方としての事例や社協さんの取り組みについてお話しいただき、実際に地域で活動されている方々からのお話もお聞きすることができて、自分にも何かできることがあるのではないかと思いました。
質疑応答の時間も、楽しく意見交換ができました。
あ、住職の話は、なぜ今回「社会的処方」ということを取り上げたのか、利他といういのちの本来性などお話しいたしました。
第24回終活セミナー⑤
お寺が社会的処方となり、そこに集う一人ひとりがリンクワーカーとして、または「お薬」としてつながって行ければいいなあと思っています。
次回は5月17日(土)14時から16時。
テーマは、まだ決まっていません。
アンケート結果などを参考に決めたいと思います。
楽しみにお待ちください。

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