2024年12月14日(土)、終活セミナーを開催いたしました。
2024.12.18
本日、23回目となりますお寺での終活セミナーを開催いたしました。
お寺での参加者は、講師、主催者含め23名。
Zoomでの参加者は4名でした。
テーマは「安心して在宅医療を受けるために」といたし、ご講師には大江戸江東クリニック院長の岡田章佑(あきひろ)先生にお越しいただきました。
まずはじめに、私住職より、お寺で終活セミナーを開くことの願いと、「仏教の終活」についてお話しいたしました。
仏教は、老病死という「苦」を超えてゆく道を求めることから始まっています。
地域コミュニティの場であるお寺という場所で、老病死を抱えたこのいのちを、仏の教えをよりどころに、今生きて往く、そんな日常を語り合ってゆきたいと思っています。
岡田先生からは、在宅医療について、基本的なことからとても丁寧にお話しいただきました。
だいぶハードルが低くなった感じがいたしました。
在宅でレントゲンも撮れますし、癌の治療から看取りまでお願いすることもできます。
医療保険や介護保険を利用することで、費用を抑えることもできます。
何より、トータルペインに対して医療・介護・心理的サポートなどチームで向き合うことを目指しておられるところが安心できます。
大事なことは、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)ですね。
終末期に際しどんな医療を受けることを望むのか、家族や近親者などときちんと話し合っておくことが大切なことになります。
さて、次回は来年2月8日(土)になります。
江東区社会福祉協議会さんにお越しいただき、「孤立しない・させない地域づくり〜社会的処方について考える(仮)〜」というテーマで開催いたします。
参加者みんなで、助けること、助けられること、そしてつながるということについて話し合ってみたいと思います。
江東区に限ったことではなく、それぞれの地域コミュニティを想像しながら、意見交換ができればいいなあと思います。
ぜひ、ご参加ください。
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