住職の日記

住職の日記

2月の掲示板のことばと、住職の感想

2024.02.01

2月の掲示板のことば。

 

死を 受け入れる 心は

 生への 願望が あるからだ

 

住職の感想です。

 

この言葉は、映画『シン・ウルトラマン』の最後のシーンで、ウルトラマンの言葉として表現された言葉です。(そろそろ、ネタバレしてもいいかなと...)

ウルトラマンが巨大不明生物である禍威獣(カイジュウ)をやっつけるために 地球上に降り立った時、その爆風により禍威獣特設対策室専従班の任務にあたっ ていたひとりの男(神永)が亡くなってしまいます。

ウルトラマンは神永に成り 替わり、「禍特対」の任務遂行の傍ら、時に応じて変身し、禍威獣と戦います。

全て解決の後、ゾーフィがウルトラマンに星に帰ろうと言うと、ウルトラマン は、帰らずいのちを神永に与えたいと言う。

ゾーフィは、人間になるということ は、「死」があるということだと言うと、ウルトラマンは上記の言葉を発します。

それを聞いたゾーフィは、「死への覚悟と生への渇望が同じに存在する人の心 か、確かに人間はおもしろい」と言います。

いのちは生と死をあわせ持っています。

明治を生きた真宗の僧侶・清沢満之は、 「生のみが我らにあらず、死もまた我らなり」と言いました。

「死」は怖くて、悲しい、できることなら避けたいと思う。

そうは思っても、 死を否定していては「ほんとう」に生きていることにはならないのでしょう。

でも、私たちは知っているのです。誰にもいつか、必ず死が訪れることを。

だから今、与えられたこのいのちを精一杯生きて往きたいと願うのでしょう。

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