住職の日記

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3月の「お寺の掲示板」と住職の感想

2022.03.05

3月の掲示板のことば。

 

 

あと何度 自分自身 卒業すれば

 

  本当の自分に たどりつけるだろう

 

      尾崎豊『卒業』

 

 

以下、住職の感想です。

 

 

尾崎豊さんは、私(住職)の2歳年上です。

ですから、僕はまさにドンピシャの尾崎世代なのです(笑)。

この曲は、1985年1月21日にリリースされています。

僕が18歳になる年ですので、翌年の高校卒業の時には聞いていました。

おそらく、何百回と聞いてきたことと思います。

歌いましたし・・・。

この曲で尾崎が表現しているのは、「支配からの卒業」でしょう。

大人との関係、友人関係、ルール、世間体、それら自分を縛り付けているものから「卒業」すれば、自由になれると信じていた。

しかし尾崎は最後に「卒業していったい何解るというのか」「これからは何が俺を縛りつけるだろう」と言います。

そして、この掲示の言葉が表現されます。

おそらく尾崎は、学校を卒業しても自由にはなれないと思っていたのではないかと思うのです。

学校を卒業しても、自分を縛り付けるものは次から次へとやってきます。

そういうものから次々に「卒業」していかないと、本当の自分にはたどりつけないのだろうかと。

そうだとすると、本当の自分には、いつになったらたどりつけるのか、そう私たちに問いかけているようにも感じます。

 

「卒業」の向こうに本当の自分があるのなら、それはずいぶん遠くにあるような気がします。

大人や友人や社会との出会いが、決して縛りつけるものではなく、私を解放し、本当の自分に出会う縁となることを願っています。

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