住職の日記

住職の日記

はじめから本が好きなわけではなくて・・・

2016.09.29

前回、さも本が好きです、みたいな日記を書きましたが、本を読むようになったのは、たぶん二十歳を過ぎてからだと思います。

 

大学の終わりころでしたか、たぶんきっかけは、ありきたりですが、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』だったと思います。いや、吉川英治の『宮本武蔵』だったかな…。

 

まあ、とにかくこの二人の著作をはじめ、山岡荘八や池波正太郎などの歴史小説が面白くて、次々に読んでいきました。大学卒業後に入った京都の大谷専修学院というところが全寮制でしたので、自分の時間がたくさんあり、そこでの一年間は特に本を読みました。楽しみがそれしかありませんでしたので…。

 

歴史の中に自分を探すというか、「ものがたり」の中に自分を投影するというか、とにかく、歴史小説が面白くて、ハマっていきました。

 

そのうち、大谷専修学院での恩師に、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』を勧められ、これがまた面白くて、ファンタジーの世界に魅了されていきました。

 

それからでしょうか、「ものがたり」を読むことにとても大切なことを感じるようになりました。心の深いところに下りていくというか…。

 

学生の時には全く興味がなかった国内外の文学小説や、子どもが生まれてからたくさん読んできた絵本や、古典など、いろいろな「ものがたり」に出遇ってきました。

 

自分を登場人物に見立てたり、自分のような存在を探してみたり、自分の気持ちに触れるものに出遇ったり、気が付かなかったことを知ったり、と、「ものがたり」というもののもつ底知れぬパワーに惹かれました。

 

何だか難しくなってきました…。

つまり、いつからでも、本を読むことが楽しくなれるんです、ということが言いたかったのです。

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