住職の日記

住職の日記

お彼岸について

2016.09.14

お彼岸の時期は、秋分の日や春分の日をお中日(おちゅうにち)として、前後3日ずつの1週間になりますので、今年の秋彼岸は、9月19日(月)~25日(日)ということになります。

 

秋分の日と春分の日は、日中と夜の時間が一緒になり、太陽が真西に沈みます。

経典には、阿弥陀如来がいらっしゃる浄土という世界は、西にあると説かれますので、太陽の沈む西、つまり、浄土に手を合わせ、浄土に還り(かえり)仏さまとなっておられるご先祖を偲びつつ、浄土に手が合わさるわが身を喜んでいかれたものと思われます。

 

それが今は、「秋の交通安全週間」ならぬ「秋の先祖供養週間」というような意味合いで、お参りされている方も少なくはありません。

 

そもそも彼岸とは、彼の岸ですから、浄土を指す言葉なのです。

真宗のご門徒であるならば、お寺でお参りするにしろ、ご自宅のお内仏でお参りするにしろ、正面には阿弥陀如来がいらっしゃるはずです。そして、お寺のお内陣やご自宅のお内仏の中は、浄土を荘厳(しょうごん)したものです。

 ※荘厳とは、目には見えない大切なものを形としてあらわすという意味です

 

ですから、お彼岸の時期にお参りをするということは、亡くなった方を改めて浄土の仏さまとしてお参りし、その仏さまのご縁によって、今を生きるこの私が、仏の教えを聞き、浄土という世界から何かしら感じるとることが大切なことなのだと思っています。

« 一覧へ戻る

 _

LINEAJEg

YouTube`l

ʐ^M[

^@Jh@{莛

^@Jh

^@

̗t

ǂ݂ܐȁ@TOMOԂ

^@Jh

ӂcCb^[

Instagram

܂Ă

sJ_[

sJ_[
12月 2026
月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
2026年11月30日 2026年12月1日 2026年12月2日 2026年12月3日 2026年12月4日 2026年12月5日 2026年12月6日
2026年12月7日 2026年12月8日 2026年12月9日 2026年12月10日 2026年12月11日 2026年12月12日 2026年12月13日
2026年12月14日 2026年12月15日 2026年12月16日 2026年12月17日 2026年12月18日 2026年12月19日 2026年12月20日
2026年12月21日 2026年12月22日 2026年12月23日 2026年12月24日 2026年12月25日 2026年12月26日 2026年12月27日
2026年12月28日 2026年12月29日 2026年12月30日 2026年12月31日 2027年1月1日 2027年1月2日 2027年1月3日

y[W擪