2月25日(土)は同朋の会(法話会)〜『歎異抄』に学ぶ〜
2023.02.16
毎月開催しております「同朋の会(法話会)」ですが、今年よりテキストが替わり、新たに『歎異抄』を読み進めていくこととなりました。
案内チラシ
『歎異抄』は、いつの時代も多くの人々に読まれてきました。一体何が、その人たちを惹きつけてきたのでしょうか。
有名なフレーズとしては、
ただ念仏して、弥陀にたすけられまいらすべし(第2章)
善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや(第3章)
親鸞は弟子一人(いちにん)ももたずそうろう(第6章)
さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし(第13章)
などがありますね。
『歎異抄』は、親鸞聖人の著作ではありません。直筆が残っていないのですが、お弟子さんであった唯円(ゆいえん)という方がまとめられたものであると伝えられています。
『歎異抄』という名前に表されているのですが、唯円さんが、親鸞聖人が関東(茨城)から京都へ帰られたのちに、門弟たちの間で親鸞聖人から教えていただいたことと「異(こと)」なる了解のあることを「歎(なげ)」いて書かれたものなのです。
前半第1章から第10章までが師訓篇(しくんへん)と言われ、親鸞聖人からお聞きしたことなどを書き留めておられます。後半第11章から第18章までが「異義篇(いぎへん)」または「歎異篇(たんにへん)」と言われ、私たちも陥りやすい「異義」について批判されています。
ゆっくりと読み進めてまいりたいと思います。
ぜひ、ご参加ください。
お寺での参加と、Zoomでも参加することができます。
始まりには、真宗のお勤め「正信偈」をご一緒に読みますので、あらかじめご承知ください。
参加をご希望される方は、お寺にご連絡ください。
お電話でも、メールでも結構です。
メールアドレス
koumyouji@koumyouji-fukagawa.or.jp
よろしくお願いいたします。